2015年8月18日火曜日

優秀という憂い


日本のデザイナーは勤勉で緻密で問題解決能力もあり本当に優秀です。

ですから世界で活躍するアパレルやデザイナーから信頼も得て活躍していますしかし、スターとして矢面に立ち、ピックアップされる事は稀です。ファッションデザイナーの場合は、次シーズンのスタイル、価値観を提案するという、神をも恐れぬ暴挙を平然と自信をもって世界に提案出来る素養が必要なのです。移民が多いヨーロッパで差別にめげず、そのパフォーマンスを保てるメンタリティーは戦いに晒された民族故の特性では無いかと思います。奥ゆかしい日本人の美意識、和の心とは逆の価値観だと推測します。ですからヨーロッパでブランドを背負うデザイナーは、当然ギャラも高額になります。しかし、日本ではMDより低い賃金でインハウスデザイナーを祭り立てデザイナーズブランドと称しています。それは、国内需要で事足りる環境での販促活動でしかありません。貴族社会での帝王学と比較し
 庶民文化に芸術が溶け込んでいた日本の立ち位置は今でも変わりません。日本人がヨーロッパ的帝王学を纏っても無理があります。
それより、システムの変換に繋がるクリエーションが大事ではないかと思います。